こんにちわ!
宮城県在住、幼稚園の事務員をしている井戸端あやこです。
いつかはできるだろうと思っていた彼氏。しかし、待てど暮らせど何のときめきもラブロマンスも訪れません。
そんな焦りを抱えて、あれこれ試した結果をご報告します。同じ境遇の皆さんの参考になれば幸いです。
私に彼氏ができなかった理由
自己分析の結果、彼氏ができない理由を3つ見つけました。
ひとつめは、高校・大学共に女子校だったということです。
積極的に出会いを求めていかなければ彼氏どころか男友達もできない女子だけの花園。
もちろん、在学中、私は何も行動しませんでした。
ふたつめは、おしゃれに興味がなかったことです。
土日祝日、予定が無ければオールすっぴん。服は全身で五千円いくかいかないか。
そんな女性、誰も好きになりませんよね。
みっつめは、恋愛に興味が無かったということです。
これは致命的。少女漫画や月9に憧れるものの、自分とは縁遠い世界だと敬遠して、勉強や仕事に打ち込む日々。
この3つの理由が重なり、私はかくして、25年間彼氏なしの干物女へと成長したのでした。
服装やヘアアレンジの全ては女子アナから学んだ
出会いを求める前に、まずは身なりを何とかしなければなりません。
ネイルどころか何の手入れもされていない爪、パーマのとれかかったヘアスタイル、泥が付いていたりかかとが削れていたりする靴、連日の仕事や飲み会でくすんだ顔、デスクワークやスマホで身に着いた猫背、指やストッキングから薄らと生える無駄毛。運命の王子様はいつどこで現れるかわかりません。
それなのに、そんな姿で会ってしまった日には大惨事です。
今までやろうやろうと思いつつも後回しにしてきたそれらを一日かけて終わらせ、出来る範囲のことをした私が次にぶつかったのは服装とヘアアレンジでした。
どんな服が似合うかわからない……ヘアアレンジなんてしたこともない……呆然とする私の目に飛び込ん
できたのは、同じ年代のアナウンサー。
そう、女子アナの皆さんです。
アナウンサーは、ほぼ毎日多くの人の目に触れるという職業上、ヘアアレンジも服装も清楚かつ万人受けするものばかりでおしゃれ。
私は朝に少しだけ早く起きる習慣をつけ、女子アナの皆さんがどんな服装やヘアアレンジをしているのか、研究をすることにしました。
もちろん同じブランドの服を買う必要はありません。
あくまで女子アナの服装を参考にしてコーディネートをすればいいんですから。
ヘアアレンジもハーフアップやポニーテールなら少しコツを掴むだけで簡単にできます。
そんなことを日々続けるうちに、私は万年ジャージにサンダルの干物女から女子アナ風の清楚な女性に擬態することに成功したのです。
街コンは面接練習と心得よ
街コンとは、飲食店を貸し切って出会いを求める見知らぬ男女が、食事やお酒を酌み交わしながら交流するという企画です。
一時期若い男女の間でブームを起こした街コン業界も、最近では落ち着きをみせていると聞きます。
会場や企画している業者さんにもよりますが、司会進行役のスタッフさんがいて、男女対面式で座り、数十分ほど話をしたら連絡先を交換して席替え、というスタイルが多いように思います。
ひとまず女子アナ風の外見を手に入れた私は、友人を誘って街コンに繰り出しました。
初めての街コンという事もあり、緊張で喉が渇きっぱなし。
ナンパがしつこかったらどうしよう、怖い人だったらどうしよう、ブスは帰れとか言われたらどうしよう……とネガティブなことばかりが頭をよぎっていましたが、実際に始まるとそれはもう楽しいです。
迷惑行為をする男性に絡まれてしまった時はスタッフさんに相談して、対応してもらいました。
もちろん、好みではない男性もいますが、様々な業界の裏話や自分の知らない分野の話も聞けますし、相手のタイプにあわせて反応をしたり話をしたりする練習にもなります。
真剣に出会いを求めている方も多いですし、女性は参加費が安いというメリットもあるので、私はおすすめです。
待っているだけのお姫様は卒業すること
服装やヘアアレンジも板につき、街コンで男性と話すことにも慣れてきた私が最後にやったこと。
それは、自分から行動するという事でした。
この25年間、私は「いつか王子様が私を迎えに来てくれる」なんて夢ばかり見て、何のアクションも起こしていなかったのです。
職場で出会いなんてあるわけない。
普段の生活で出会いなんてあるわけない。
その考えを取っ払い、誰にでも笑顔で接することを心掛けました。
挨拶もすべて自分から。
ちょっとした旅行などで相席になった人にも自分から笑顔で会釈をする。
たったそれだけのことで、人脈がぐっと広がり、出会いのチャンスがたくさん舞い込むようになったのです。
自分から行動するということは、とても勇気がいる事です。
初めのうちは気力も体力も消耗します。
しかし、それを習慣づけることによって、初めは苦だったことも苦ではなくなり、自分に自信がついてきます。
自分のしていることに自信がある女性と、いつも自信が無く下ばかり向いてしまう女性。
どちらがより良い出会いを引き寄せやすいかは、わかりますよね。
こうして、25歳干物女は晴れて物語の主人公に。
以上、3つのことをやった結果、有り難いことに私にも彼氏ができました。
大手旅行会社の営業マン、優しくて誠実で、何より夢に見ていた王子様のように紳士的なところに魅力を感じています。
残業もたまにありますが、土日の休みを利用してデートを重ねています。
年齢は30代前半で、年収もそこそこ。
旅行会社に勤務しているので、プライベートでの旅行のプランもばっちり。
カメラで写真を撮ることが趣味という共通点もあって、お互いに撮り合った写真をネットに掲載したり
アルバムを作ったりしています。
こんな私でも、たった3つのことを心掛けるだけで幸せな出会いを掴むことができました。
私の体験談が皆さんのお役にたてば幸いです。