私は現在53歳の友恵といいます。

私は40代の時に婚活をしたことがあります。

 

当時の職業は外資系企業の財務会計部で主任を務めていました。

 

私は実はバツイチで、25歳の時に早くも離婚を経験していました。

 

その後結婚はこりごりと思っていたのですが、仕事である程度満足のいく結果を残し、40代になって人生のパートナーと呼べる人がいても良いのではないかと思う様になったのです。

 

そこで或る日思い立って婚活を始めました。

 

婚活サイトは、マッチングタイプと結婚相談所タイプ両方に登録しました。

 

40代とあり中々大変だったのですが、その時に私が経験した婚活体験談からの教訓を紹介します。

オーネットで婚活をして考え方が間違っていたことを知った体験談

婚活サイトよりもエージェントの方が有利だと思ったこと

 

私は40代だったこともあり、マッチング型の婚活サイトでは不利だと思っていました。

 

そもそもマッチング型の際とは40代以上の登録メンバーが少なく、積極的にアプローチされる可能性が低かったのです。

 

しかも昔のこととは言えバツイチだったので、婚活をすれば相手に正直に言わなくてはいけません。

 

マッチングタイプの際とはプロフィールを充実させると有利と聞いていたのですが、そこに離婚歴を記載すると益々アプローチが減ってしまいました。

 

最初から本当のことを言ってしまうと不利になる、しかしバツイチを隠して婚活をするのは心苦しい、

 

悩んだ末に、結婚紹介所タイプの婚活一本に絞ったのです。

手応えも良く、候補者がいて安心したこと

結婚相談所の中でも当時から有名だったのが「オーネット」でした。

 

オーネットではインターネット上に結婚診断というツールがあり、そこに簡単な条件を記入するだけで、候補者がいるか判断してれるというものでした。

 

試しにやってみたところ、52歳の男性というのがヒットしたので少し嬉しくなりました。

 

翌日にオーネットから連絡があったので、私は実はバツイチであることを伝えると「全く問題ないです」と明るく言われたので、パンフレットを送って貰いました。

 

パンフレットの中にはその他にも5人の男性のプロフィールが入っていて、医師や会社役員など、社会的ステイタスのある人達ばかりだったのです。

 

私はここなら信頼できると思い、面談をして登録をすることに決めたのです。

 

紹介された人は皆・・

オーネットに登録すると、2~3日後に早速連絡があり、54歳の男性を紹介して貰いました。

 

その男性は起業家で忙しいのですが、会社のパーティーに出席するのにパートナーが必要とのことでした。

 

但しその男性は離婚歴があるとのことで仕方がないと思ったのです。

 

お見合いをセッティングして貰い会ってみましたが、どうも相手の人は私の学歴を気にしている様子でした。

 

私はあまり有名ではない短大の英文科卒で、どうやら前の奥さんが学歴があった人だった様です。

 

残念ながらその話はお断りされました。

 

結婚相談所の良いところは、ひとつの話がダメになったら次にまた紹介して貰えるところです。

 

1週間程経って紹介されたのは、会社の専務をしているという51歳の男性でした。

 

こちらも離婚歴があったのですが、取りあえず会ってみることにしたのです。

 

話を聞いてみると、ご両親が会社の経営をしていて、その人は次期社長とのことでした。

 

但し、ご両親と同じ敷地内に家があり、毎日顔を合わせるのは必須でした。

 

私は当然会社の経営を手伝わされるので、仕事が続けられなくなると思い、こちらからお断りしたのです。

 

3人目の男性は医師で子持ち、10代の子供の母親になるのは辛くてお断りしました。

 

この様に、相手に期待されるものが重たくて良い出会いに結び付く結果にはならなかったのです。

 

 

結婚相談所に登録する男性の結婚観が分かった

私は結婚相談所での婚活体験を経て、婚活に対して間違った考え方をしていたことが分かりました。

 

結婚相談所はどうしてもパートナーを必要としている人達が登録するところです。

 

費用もかかりますし、専任のアドバイザーが付いて色々サポートしてくれます。

 

しかし結婚相談所に登録している男性の多くは、パートナーに対しては愛情よりもどれだけ役に立つ人物かを重視していることが分かったのです。

 

特に年齢層が高く社会的ステイタスが高い男性の場合、伴侶となる女性も出来れば高学歴で、事業の為に尽くしてくれる人を探しています。

 

だからこそ相手もバツイチや死別の人達が多く、こちらに対してもバツイチであることは気にしないと言ってくれているのでした。

 

もし結婚相談所に紹介された人と結婚するとなると、自分の仕事を持ちながら、家事と育児を両立させて、時には女友達と食事に出かける、という普通の主婦の生活はできなくなるでしょう。

 

誰でも出会えるのは確かですが、相手との結婚観が全く違うので、成婚率も普通の婚活サイトに比べてそれほど高くないのも頷けました。

 

一家の働き手、或いは付加価値のある女性でないと結婚相談所でハイスペックな男性に出会うことはできない、それが婚活から得た教訓です。

 

まずは自分なりの恋愛を見つけよう

これから結婚相談所で婚活を始める人は、最初から「絶対に結婚する」と思い込まないことです。

 

思い込みが強いと、紹介された人の結婚観に自分を無理やり合わせようとしてしまいます。

 

その結果ストレスが溜まって後悔したり、結局離婚をする羽目になるでしょう。

 

確かにハイスペックな男性と結婚すれば、経済的には豊かになりますが、それと自分の人生を引き換えにしては意味がありません。

 

婚活をする時にはまず相手と確かな愛情を築くことが大切です。

 

結婚相談所でも婚活サイトでも、結婚したその先のことではなく、今目の前にいる相手との相性を考える様にして下さいね。