こんにちわ!
恋愛情報サイト「恋婚大学」編集部のゆうたろうです。
失恋した時は誰でも辛いものですね。失恋すると過去に囚われがちですが、新しいことを初めてみてはどうでしょうか?
結婚を考えていた彼氏とバイバイした女性が、失恋から立ち直った方法を紹介します。
インタビューした女性は会社員 あゆこさん 30歳です。
あゆこさんの自己紹介をお願いします。
京都の大学に通い、卒業後そのまま就職しました。
転職を経験しながら、恋愛面も迷走し、自分磨きに走ったり、婚活を頑張ったりしながら、2年前になんとか結婚できました。
と、同時に京都から引っ越しました。今でも京都は好きですが、切ない思い出も多く複雑な心境です。
あゆこさんが失恋した経緯を教えてください
元々その人とは、大学の先輩後輩として出会いました。2つ年上で、出会った時は、20歳のその人が、すごく大人に思えて、ひかれました。
最初の頃は、私には高校時代から付き合っていた人がいましたが、大学で距離が離れ、結局振られました。その時支えてくれたのもその人でした。
でも、当然私より早く卒業した彼は、そのまま就職することはありませんでした。
最初は教師を目指していましたが、勉強を頑張っている様子もなく、気づいたら私の方が先に就職していました。
結局6年半付き合いましたが、最後に私が働いてくれないのかと聞いても、ダメだったので、私から別れようと言いました。
もうそのころには、彼の両親には会っていたし、結婚するつもりもあったのですが、就職して周りにバリバリ働いている男の人をたくさん見ると、これ以上付き合うのは無理だ、と思いました。
あゆこさんが失恋から立ち直るためにしたこと①を教えてください。
私が彼と別れてまずしたことは、「遊ぶ」ことでした。
私の場合、元々が家にずっといても苦にならない、という性格です。でもその上に、彼氏がいたら彼氏と過ごす、ということが多かったので、大学に入ってから、ずっと同じ人と付き合っていて、思い切り遊ぶ、ということをしたことがありませんでした。
外に行くにしても、いつもどこか、彼がついてきてくれるデートプランを立てたり、お願いして一緒に行ってもらったりしていました。
でも、別れて「さみしい」という思いはありましたが、それ以上に、すごく自分の中に「解放された」という感覚もありました。
失礼ですが、まるで足かせがとれたみたいに、肩が軽くなったのを覚えています。
だから私は、「これからは、自分の行きたかったところや、行ってみたいと思った場所には、どんどん行ってみよう!」と決めました。
例えば、行ってみたかったカフェを巡ってみるとか、始発の電車で一人旅に行ってみるとかです。
それから、苦手だった運動もしてみよう、と思って、まずは続けられそうなヨガ教室に通いだしました。
これはすごくよかったです。私は本当に運動がなんにもできないのですが、ヨガだけは自分のペースで出来るので、続けられました。
その後、ジムにも通おうかなと思いましたが、お金のかからないランニングに変えました。
こちらの方は、あまり続かなかったですが、でもそれまで自分から運動をしようなんて気持ちは起こらなかったので、これも失恋したいい効果だったのかも、と思います。
あゆこさんが失恋から立ち直るためにしたこと②を教えてください。
次に私がしたことは、婚活でした。彼と別れた歳は、私の願望として、結婚したい年齢でもあった25歳でした。
出来るだけ早く結婚して、子どもを産んで…という人生設計でしたが、見事にこなごなになりました。
でも、自分磨きもしつつ、結婚もいずれはという思いがあったので、それまでは断ってきた紹介の話や、お見合い話、それから合コンにも行きました。
でもなかなか、連絡先を交換するまでにはいたっても、それから先の発展はありませんでした。
そこで、もっと直接結婚に結びつきそうな、がっつり婚活のイベントに参加しようと思い、乗り込んだりしました。
仕事をしない彼と別れてから、私の中で「とりあえず働いてる人」というなんとも低いハードルが設定されてしまい、出会い自体は増えました。
婚活イベントには、あんまり理想を高く持っていかないほうが私みたいに出会いは増えるかもしれません。
もちろん、見極めは大事ですけど。
直接的な婚活イベントのほかには、一人で飲みに行ったりもしました。これは一つ目の「遊ぶ」ということにも重なるかもしれません。
とにかく、それまでの自分とは違うことをやってみたくて、興味を持ったらすぐ行動に移しました。
飲むのは元々好きだったのですが、一人で飲みに行くとまた違う出会いがあって、婚活イベントとかと一緒で、普段で合えない職種の人と話が出来たりするのはとてもよかったです。
でも、もちろん女性の一人飲みは軽く見られることも多いので、かなり気を付けて行ってました。
あゆこさんが失恋から立ち直るためにしたこと③を教えてください。
それから私がしたことは、お稽古事を始めることでした。
仕事と家との往復の毎日で、変化がほしかったのと、何か集中する時間を持ちたい、と思ったからです。
一通り自分の思うように行動して、婚活もいっぱいして、それをすごいスピードでやっていたので少し疲れてしまって、ちょっと休憩したいなと思うようになったのもお稽古を始めたきっかけです。それで主人とも出会いました。
お稽古をやってよかったと思うのは、少なくとも通っている人は、みんな何かしらそのお稽古に対して興味を持っている人が集まっている、ということなので、どこか共通の話題があることです。
私の場合は、字を書くのが好きだったので、書道を始めたのですが、通ってこられる皆さんも、「字がうまくなりたい」と思っているので、すごく前向きなパワーにあふれています。
それに、書道が好きな人は、美術とかにも興味がある人が多くて、そういったところで共通の趣味を見つけて一緒に出掛けたりすることもありました。
お稽古自体は、慣れない筆をもって何時間か書くということは、やっぱり大変なのですが、それと向き合っている間は、「無心」でいられたように思います。
また逆に、どうしても集中できない日もあったりして、それも自分を見つめなおすきっかけになったりしました。
学生時代は、自分からお稽古事をしたいなんて思うこともなかったのですが、大人になって「やってみよう」と思ったことは結構続けられるものだなぁと思います。
この記事を見ている失恋中の女性にアドバイスをお願いします。
失恋って、付き合いが長かろうが短かろうが、愛情がたくさんあろうがなかろうが、寂しくて悲しいことには変わりないと思います。
別れた時は、たくさん泣いてもいいし、気が済むまで人に愚痴ってもいいと思います。
でも、少し落ち着いたり、自分の中で区切りがついたら、何か新しいことを始めてみたら、どうでしょうか。別に、大きなことじゃなくても、例えば会社の帰り道に、いつもと違う道を通ってみるとか、本屋さんでいつも立ち寄らないコーナーを覗いてみるとか、そんなことでもいいと思います。
ちょっと変化をつけるだけで、発見することもあると思います。別れた彼だけが、世界じゃないと理解出来たら、また違う自分が見つかるんじゃないかなと私は思います。