はじめまして。

青森県で事務員をしているちほです。

 

恋は女性の魅力をもっとも高める最高の薬だと誰かが言ったように、私も恋をしている時間は大好きです。

 

でも、誰しも必ず経験する辛い失恋…涙も枯れるほど泣いた人もいると思います。私ももちろん、もう立ち直れないんじゃないかと思うほど落ち込んだ時もあります。

 

そんな時、失恋からどうやって立ち直ったのかを紹介します。

 

失恋してまさに人生のどん底だとネガティブになってしまっている人必見です。

タイミングを逃した恋…

私が今までの恋愛経験の中で一番つらかった失恋は、今から1年ほど前に経験しました。

 

地元の会社に就職した私は、高校の同級生と飲み会をする機会が多々ありました。

 

高校時代にあまり話したことのない人も飲み会に参加していたので、毎回新鮮な感じでした。

 

ある週末、いつものように飲み会をすることになり参加すると、またメンバーが増えていました。

 

その人は私を見るなり、高校時代に私と一度話したことがあるよねと声をかけてきました。

 

確かに、顔は見覚えがあります…しかし名前が出てこない!

 

おどおどしている私を見て、彼は笑っていました。

 

その飲み会では、ほとんど彼と話していて、一度だけした会話もなんとか思い出すことができました。

 

彼はとても面白い人で、笑顔が素敵な人でした。

 

そして同窓会がない週には彼と2人だけで出かけるようになり、連絡も毎日とるようになりました。

 

私と彼は家がそれほど離れていなくて、会おうと思えばいつでも会える距離だったのでよく会っていました。

 

付き合ってはいませんでしたが、2人でドライブしたり、温泉、遊園地などに行ったり、夕日スポットに足を運んだり…アクティブな人だったので、そこもまた彼の長所でした。

 

日に日に私は彼に惹かれ、彼も私のことを好きだと思っていました。

 

日々連絡を取り合い、些細なことでも報告し笑い合い、今週末はどこへ行こうかという話を毎日していました。

 

そんなある日、私の携帯が突然壊れてしまい、修理に出すことになりました。

 

データがすべて消えてしまい、当然彼の連絡先も消えてしまいました。

 

修理には1~2週間ほどかかるとのことでしたが、連絡先がわからないので誰にも連絡できません。

 

彼と連絡を取りたかったのですが、彼はSNSもやっていないし、共通の友人に聞くのも何だか気恥ずかしくて、少しためらいがありました。

 

週末の飲み会には来るだろうから、そこで謝ってまた連絡先を聞けばいいやと軽く考え、4日間、彼と連絡を取らないまま過ごしました。

 

そして飲み会の日、彼は仕事の出張で県外に行って欠席だと聞きました。

 

そしてみんなから「彼のこと振ったんだって?」と言われました。私は何のことかわかりませんでした。

 

すると、彼は私が携帯が壊れたのと同じ日に、私に告白しようとドライブに誘うメールを送っていたのだそうです。

 

しかし返信がなく、共通の友人に聞いてもわからないと言われるばかり…電話をしてもつながらず、嫌われてしまったと思ってしまったようでした。

 

私は携帯が壊れていたのを誰にも言わなかったので、彼は完全にシカトされているんだと勘違いしてしまったようでした。

 

そして、彼が私に告白を決意した理由は、実は彼はほかの女性から告白を受けていたようで、その人に告白された時、私のことが好きなんだと自覚したそうです。

 

私が理由もわからず連絡がつかないのですから、彼が勘違いするのも無理はありません。

 

そのまま出張に行ってしまったようでした。そして私の携帯が直り、友人から連絡先を聞いて彼に連絡しました。

 

正直にこれまでの経緯を話し、謝罪しました。そんなつもりはなかったこと、私も彼が好きなことを伝えました。

 

すると彼は「もう俺は彼女がいる」と答えたのです。

 

彼は、告白された人と、お付き合いをすることにしたと言いました。

 

はじめは頭が真っ白になりましたが、もう私の話を何も聞いてくれない感じだったので、そこから連絡を取らなくなりました。

とにかく自分の気持ちを受け止める!

失恋したとき、この世の終わりのように目の前が真っ暗になりますよね。

 

私も失恋直後は何も手につかず、どうしてこんなことになってしまったのだろうとずっとモヤモヤしています。

 

しかしそんな時、見栄を張って「もう大丈夫!」と思うことは、もっと自分を苦しめることになってしまいます。

 

ですので、自分の今思っている気持ちを素直に受け止めることが大事です。

 

口では「タイミングを逃した私が悪い…」と言っていても、実際はそれ以外だって思っています。

 

私の場合は「タイミングを逃した私も悪いけど、もう少し気長に待ってくれていてもよかったじゃないか。」とか「私に告白できなかったからすぐ他の人と付き合うなんて信じられない!」とか、そんなことも思いました。

 

もちろん、人には言えない腹の底で思っていることですから、口に出して言うのではありません。

 

私はこう思っているんだということを素直に受け止めることで、なんとなく心が軽くなるんです。

 

一番いい方法は、紙に書くことです。自分の気持ちを素直に、なんでもいいので今思っていることを書きなぐってみてください。

 

別にそのノートは自分しか見ないのですから、飾った言葉はいらないし、汚い言葉を使ったって構いません。

 

そこで初めて自分はこんなふうに思っていたのかと思う時もあるかもしれないですしね。

 

私はそのノートに自分の思いをつらつらと書くことで、すっきりした気持ちになっていきました。

 

そして、もっといい人が必ずいる、というポジティブな考えもだんだん持てるようになっていきました。

自分の殻にこもらない勇気!

落ち込んでいるとき、何もしたくなくなってしまうとついつい家からでなくなったり、友達とも会わなくなったりしてしまいます。

 

私も失恋直後、毎週行っていた同級生の飲み会にも参加しなくなり、部屋に閉じこもってしまう時間がすごく増えました。

 

しかし、これは負のスパイラルなんです。

 

一人でいると、答えの出ない悩みをずっと考えてしまいます。

 

そして後悔の念に襲われます。

 

あの時自分がこうしていれば今頃彼と…なんて考えてしまいます。

 

それは、前に進むための大きな壁になってしまいます。

 

ですので、多少無理をしてでも、散歩に出かけたり、友人と話をしたりすることが大事です。

 

私は、失恋からなかなか立ち直れず、仕事が終わると部屋にいて、特に何をするわけでもなくただぼーっと考え事をしていることがありました。

 

その間、今までの出来事などがぐるぐると頭を駆け巡り、気付くと妄想のようなことまでしていました。

 

そして現実を受け止められず、悲しくて寂しくて涙が止まらなくなってしまいます。

 

涙が出てスッキリすればいいのですが、泣くたびに辛くなっていきました。

 

これではいけないと思い、思い切って友人とご飯を食べに行くと、一瞬でもたのしいと思える時間が必ずありました。

 

失恋のことを忘れ、心から笑っていることに気付いたのです。

 

もちろん、泣くことや悲しみにふけることも悪いことではありません。

 

しかし、それで解決しないと自分で気が付いた時に、何か行動を起こすことが大事だと思いました。

 

私の場合は、飲み会にまた参加するようになったり、元の生活に戻していくことで失恋の痛みを小さくしていきました。

 

失恋の痛みを持ったままで過ごす1人の時間は辛いものです。

 

自分の殻に閉じこもるのではなく、勇気を出して外に出てみれば、何か変わるかもしれません。

 

自分のしたいことを見つける!

いつまでも引きずってしまう失恋があります。

思い出すだけで涙が出そうになったりしてしまう失恋を経験した人もいると思います。

 

私もそうでした。後悔や悲しさが常にあって、もうこれは一生辛いままなのかもしれないとますます落ち込んだ時もあります。

 

でも人は、悲しみに包まれると周りが見えなくなってしまいます。

 

ですので、視野を広げることが大切だと思います。

 

自分の気持ちに対してもそうです。

 

失恋のせいで辛いとか悲しい以外の自分の気持ちがわからないと思いがちです。

 

もしくは、自分がしたいことを我慢してしまう場合もあるかもしれません。

 

そんなとき、あえて悲しみから立ち直っていない状態なのに、自分がしたいことを探してみるというのもいいと思います。

 

私は前からいろいろなアーティストのライブに行くことが好きでした。特にギターとベースを弾く人に魅力を感じることが多くあり、私も弾けたらいいな…と憧れでもありました。

 

そして失恋を引きずっている時、あえて私はベースを始めることにしたのです。音楽関係の仕事をしていてギターやベースを弾ける友人に教えてもらいながら、ベースを始めました。

 

最初はとても苦労しましたが、自分がやりたいと思っていたことをやれているという嬉しさがあり、毎日ベースを見るだけでうれしい気持ちになりました。

 

ベースを弾いているときは楽しく、練習は真剣に、毎日欠かさずベースと触れ合う生活を送りました。

 

すると自然に毎日が活気づき、なんだか心が軽くなったようになるんです。人は必ず欲求があります。

 

落ち込んでいる時こそ、自分が今したいことを見つけて、手を付けてみるきっかけにしてみるのもいいと思います。

前向きな人は輝いている!

失恋は、本当に胸が切り裂かれるように辛く悲しいものですよね。

 

実らなかった恋を諦めきれず、涙がどんどん出てきてしまいます。

 

どれだけ泣いても、悲しんでも、胸の痛みは変わらないまま…

 

時間が経ってもどこかに辛い気持ちが残っていることもありますよね。

 

しかし、今、どれだけ辛くて目の前が真っ暗でも、必ず希望の光はあります。

 

そして、それは自分自身でつかまなければいけません。

 

前を向いて、また人生を歩んでいくときに、周りの人に助けられることも当然あります。

 

でも、最終的にどこに行くかは自分自身で決めなければいけません。

 

いつまでも失恋を引きずって向いている人より、失恋さえも笑い話にして前に進んでいる人の方が輝いているように思いませんか?

 

当然、今すぐ前を向くのは無理だと思います。

 

ゆっくりゆっくり、次に向かって進んでいくのです。

 

そして前を向けたとき、あなたは一番輝いて生き生きしているはずです。

 

その魅力に気づいてくれる人は必ずいます。

 

辛い時こそ、前向きに。そうすれば次の恋愛は必ずうまくいきますよ。自信を持って、がんばりましょうね。